香港の民営美術館が無料開放！？

太陽博物館は、2015年から中国の芸術と文化の鑑賞を促進することを目的とした、クントン（Kwun Tong）にある非営利の施設です。

一新博物館は、定期的に展示内容を更新しています。最近では12月に、20世紀の中国の動物に関する絵画をメインとした展示が行われました。徐北宏やジャオ・ツォン1世など、20世紀の中国の有名画家10人の絵画40点近くが展示されています。

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、東洋と西洋の交流が盛んになり、両地域の芸術が互いに影響を及ぼしあいました。中国の画家たちは創造力を発揮して伝統的な技法を打破し、動物をテーマにした水墨画を独特のスタイルと新鮮な視覚体験で生まれ変わらせた。また、写実主義の台頭により、水墨画は立体感が重要な要素となった。また、西洋絵画の色彩を取り入れることで、水墨画はより生き生きとしたものになりました。したがって、この展覧会で展示される絵画は、間違いなく中国伝統芸術の先駆者たちによる傑作といえるでしょう。

もう一つの展示は、19世紀後半からの香港の古い劇場の写真を展示している「Old Hong Kong Cinemas」です。初期の劇場は欧米のオペラハウスを参考にし、1920年代から1930年代にかけてアールデコ調の建物が次々と建てられたことに驚かされました。なお、当時の劇場は、広東オペラと映画の両方を上演していたそうです。もし、そのような映画館を訪れる機会があれば、優雅な気分になれるだろう。しかし、そのほとんどは現代ではもう存在しない。

サンガーデンを訪れることも忘れてはならない。一息ついてリラックスできるエリアです。一新博物館（Sun Museum）は無料で入ることができる。美術館の前後に、クントンプロムナードを訪れるのもいいだろう。